こんにちは!
誰もが入学するのが超難関と知っている宝塚音楽学校ですが、狭き門をくぐり抜けた生徒で中途退学する人はいるのでしょうか?退学率が気になります。
今回は「宝塚音楽学校の退学率は?いじめや厳しいルールについて調査」としてまとめていきたいと思います。
宝塚音楽学校とは
宝塚音楽学校は1913年に「宝塚唱歌隊」として創立された音楽学校です。
100年以上の歴史があるんですね!
宝塚出身の有名人
誰もが知る人ですが、宝塚出身の有名人として
天海祐希さんが挙げられますよね。
73期生だった天海祐希さんは、入学・卒業共に首席だったというから驚きです。
「宝塚の幹部たちが、入ってくれると聞いて、みんな泣いて喜んだと言われるほどの逸材」
だったそうです。
狭き門で何十倍もの倍率をくぐり抜けなくては入れない宝塚音楽学校ですが、
このような待遇で入ることもあるんですね。
まさに異例の逸材だったんでしょうね!
歌劇団に入ってからも1年目で主役という超異例の出世だったそうです。
その後は当然のように男役のトップスターに輝き、
引退後はテレビで活躍し続けていることは言うまでもありませんよね。
宝塚音楽学校の退学率は?
超難関の試験をくぐり抜け入学した生徒のなかで
中途で退学する人などいるのでしょうか?
居なそうだな・・と思いますが実際どうなのでしょうか?
宝塚音楽学校の中途退学者はほとんどないと言われ、
ごく稀なこととされています。
何十倍もの狭き門をくぐり抜けるために
並大抵ではない努力をしての入学ですからね、
ちょっとやそっとじゃ退学しようと思わないかと思いますが
そんな中でも少なからず中途退学者はいます。
その理由としては
ケガや病気など身体の不調からの退学が多いとされています。
史上最高倍率(48.2倍)だった1994年の入学者でさえ
合格者40名中、中途退学者が2名と退学率5%となっています。
2009年に入学した97期生は合格者40名中退学者は10名なので退学率25%となっています。
4人に1人は退学していることになるのでかなり高いですよね。
内訳としては、4名が退学、2名が留年後退学、2名が入団1年で体調不良により退学。
ただ、97期生に関しては96期生いじめ問題もあるので特別かもしれませんが。
2013年に入学した101期生は退学者0名なので退学率0%ですね。
退学率はその年による、というのが答えになりますね。
人間なので集団として団結力が結べるか否かもその年の退学率に関係するのかもしれませんね。
いじめはあるの?
40人もの女子をひとつのグループにした場合、
必ずいじめ、もしくは嫌がらせなどが起こるのが女子の世界ですよね。
高い倍率を通り抜け品行方正を判断され入学を許された
宝塚音楽学校の生徒であれ、それは例外ではないのではないでしょうか?
実際2008年にかなりひどいいじめが取り上げられています。
裁判にもなったようですがこれを取り上げると長くなるので割愛します。
厳しいルールとは?
品行方正のイメージが強い宝塚音楽学校ですが、実際どのようなルールがあるのでしょうか?
みていきましょう。
・登下校の際は、矯声や笑い声をたてないよう、姿勢を正してまっすぐ前を見つめて、早足で登下校する。
・道行く上級生一人一人に挨拶をする。
・私服は黒、白、グレーで赤いものを着てはいけない。
・ブランド品を持ってはいけない。
・プライベートの化粧は禁止。
・登下校の車両乗車の際は、最後尾の車両に乗らなければいけない。社内で着座することは厳禁。
・下車駅では走り去る電車に最敬礼で見送る。(上級生が乗っているため)
まるで軍隊か何かのルールかと思うほど厳しいですよね?
最敬礼で電車を見送るとかはまさにそうですよね?
実際にこのルールは実行されているのでしょうか?宝塚在住の人なんかは分かりますよね。
こんな光景を目にしたら驚き過ぎて戦時中にタイムスリップしたかと思ってしまいそうです(笑)
2008年のいじめ問題から本科生(2年生)が予科生(1年生)を厳しく指導することが禁じられ、規制も緩やかになったようです。
このような厳しいルールが後輩へのいじめにつながってしまったとしたら
宝塚音楽学校の責任問題にもなりますもんね・・・
歴史ある宝塚も時代に応じて変化していっているようですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめますと以下のようになります。
- 宝塚音楽学校とは
- 宝塚出身の有名人
- 宝塚音楽学校の退学率は?
- いじめはあるの?
- 厳しいルールとは?
何十倍もの倍率を経て選ばれた少数精鋭の学生たちでさえ、ある一定数の中途退学者がいる
ことがわかりましたね。
厳しいルールなども令和の現代では驚くようなものばかりでした。
ですがそんな中でもルールなどは少しずつ変わっていているとのことなので
時代とともに変わりゆく宝塚の行く末に注目したいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!