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鉛温泉・藤三旅館で立ち湯に初挑戦!

鉛温泉はどこにあるの?

 

岩手県花巻市の花巻温泉郷にある温泉です。

このあたりは温泉郷という名の通り、多くの温泉が湧き温泉旅館が連ねているエリアですね。

どの温泉もそれぞれの個性があるので、日替わりで色んな旅館に訪れることができるのも、このスポットのおススメポイントですね♪

どんな建物?

木造三階建て、総けやき作りで出来ている由緒正しき古風な温泉旅館です。

総けやきづくりという建物がポイントで、とっても珍しいんですよね。

まず都市部の方からしたら全て木から作られている温泉旅館も珍しい!

歴史のある温泉旅館というだけで泊まる価値アリですよね!

泉質・泉温は?

旅館内で5つの源泉を持ち、豊富な湯量を有していることが特徴です!

源泉に対し加熱や加水はいっさいせず、源泉そのものの状態を楽しむことができます。

普通、源泉掛け流しといっても湧出す温泉の温度が高ければ加水せざるを得ないので、源泉そのものを楽しむことができる温泉はとても貴重だと思います!

源泉本来の姿を思いっきり楽しみましょう!(笑)

泉質はアルカリ性単純温泉となっており、効能としては神経痛やリウマチ、胃腸病。神経性疾患、婦人病、糖尿病、肥満、痔、小児疾患、循環器疾患、呼吸器疾患等に良いとされています。

幅広い症状に良いとされているんですね!これだけ病気名を上げているのもすごいですね。万能の湯かもしれません!

色々な病気に効くのは嬉しいですね!

源泉の温度は57度とされています。

結構高いんですね!これで加水無くて済むのはすごい!

格安で湯治ができる!

素泊まり一泊3,200円からと格安の料金設定となっています。

いや〜安いですね!そこらへんのバックパッカーホテルなんかより安いんじゃないでしょうか?

もちろん湯治部ということなので、自炊ができる設備も整っています。

地元新鮮野菜なんかを買ってきて煮込んだりしたらザ・湯治って感じで良いですね!

ほうとうであれば、どんな野菜とも合いますし簡単に作れてお腹いっぱいになれるので湯治食としてはおすすめですよ♪

いつも煮込みすぎて吹きこぼしてしまうのですが・・・(笑)

私はかぼちゃを入れて煮込むかぼちゃほうとうが好みです!ぜひやってみてください!

4つのお風呂に入浴できる!

藤三旅館は4つものお風呂を有しているのがポイントです!

1つ目は銀の湯(しろがねのゆ)です。

このお風呂は脱衣所の段差を少なくすることでバリアフリーに配慮したお風呂となっています。

古い建物ながら、このように配慮ある設備があるのは素晴らしいことですよね。

旅館の方のお優しい心遣いを感じます。

2つ目は、桂の湯(かつらのゆ)です。

内風呂と露天風呂、また川のせせらぎを大いに楽しめるお風呂があります。自然を目一杯感じたい人に是非ともおすすめしたいお風呂です!

3つ目は、白糸の湯(しらいとのゆ)です。

白糸の滝を目の前にした展望半露天風呂となっています。

窓を全開にすることも可能で、滝を見ながら開放感につつまれる荘厳なお風呂です。滝を見ながらお風呂に入れるなんてとっても貴重ですね。

音と香りで日頃のストレスが吹き飛ぶ事間違いなしですね!

そして4つ目が、後述する白猿の湯です。

4つものお風呂に入れるなんて嬉しい限りですよね♪

日帰り入浴可能!

なんといっても嬉しいのは、藤三旅館は日帰り入浴も可能だということです!

価格は大人1名700円と良心的で、日帰り入浴者は無料の休憩所の利用や、食事処利用も可能となっています。

また有料で個室の利用も可能みたいですね!すごい!

お風呂に入って、美味しいご飯を食べて、休憩所でまったりしたら温泉旅館の醍醐味は大いに楽しめそうなので日帰り入浴でもとっても癒されそうです。

日帰り入浴者にとっても快適な空間を提供してくれるのは嬉しい限りですね♪

新日本百名湯?

日本経済新聞の連載で温泉教授の松田忠徳先生が選んだ温泉にピックアップされているということで、新日本百名湯とされているようです。

松田先生といえば、国際的な温泉学者として知られているそうですね〜

モンゴルの大学では温泉医学として教授の地位についているそうです。

温泉医学という分野があるのは初めて知りました!

今まで入った温泉は4,700を超えるそうで、まさに温泉名人ですね!

また学問にまで発展応用されているところは尊敬に値します!

出身は洞爺湖温泉という事なので、生まれた時から温泉が近くにあった環境だったんですね!

1つの道を極めるというのはかっこいいですよね・・・!

日本一深い自噴天然岩風呂?

藤三旅館にある白猿の湯がこの旅館一番の名物です!

深さ1.25メートルと日本一深い自噴の岩風呂であると言われています。

結構深いですよね!まず立ち湯ってだけで珍しいと思います!

白猿の湯の面白いところは、ひろーい空間の真ん中にポンっと大きな立ち湯が配置されているので、なんだか儀式のようななんとも言えない神聖な気持ちになるところです(笑)

私だけかもしれませんが(笑)

天井も高く、一階から三階の吹き抜けを見ることができるためとても開放的で、清々しい気分になりますよ!

立ってお風呂に入ると疲れそうって思うかもしれませんが、浮遊力が働いてそんなに疲れませんでした!

人がいなければお風呂ウォーキングも楽しめる素敵な空間となっています!(笑)

未知の立ち湯では色んなことをしてみたいですよね?(笑)

好奇心がくすぶられるとっても素敵な温泉でしたよ!

この温泉が名物となっており、これ目当てに訪れるお客さんも多いらしいので、一度は行ってみたいスポットですよね!

歴史と名前の由来は?

開湯は600年前とされています。

とっても古い温泉なんですね!

白猿の湯の由来は、

「桂の木のたもとから湧出している温泉に白猿が浸かっていたところを発見された」

ため白猿の湯と言うそうです。

猿は昔から温泉が好きなんですね〜(笑)

温泉の名前の由来には発見当時の出来事を付ける事が多いですよね!

当時の様子が分かってとても興味深いですね!

鉛温泉へのアクセスは?

東北本線花巻駅より岩手県交通バス「湯口線・新鉛温泉行」で約30分でアクセスすることができます。

他にも花巻駅から花巻温泉から、花巻温泉郷共同主催の無料バスが出ているので、それに乗れると1番良いですね!