松之山温泉ってどこにあるの?
十日町は有数の豪雪地帯として知られており、松之山温泉も雪の時期は豪雪となります。
あまり聞き馴染みが無いのも、アクセスの悪さや雪の不便さも関係しているかもしれませんね。
三大薬湯ってなに?
松之山温泉以外の温泉はとても有名な温泉が名を連ねていますが、松之山温泉はあまりにも聞き馴染みがないと思います。
また、有馬温泉と草津温泉の2つの温泉は大規模な温泉街を持ちますが、松之山温泉は対極になるほど小さな温泉街。
薬効の力は並ぶながら、繁栄しなかったのは、なぜなのでしょうか。
少し不思議な現象が歴史的に感じられますね。
歴史のミステリーは非常に惹かれるものがあります。。
また、松之山温泉の源泉は1000万年前の化石海水であるという珍しい温泉。
薬効は特に高いとされていてその濃度は通常の温泉の約15倍とのこと。
15倍ってすごいですよね。
ただでさえ温泉は体に良いものとされているのにその15倍のものに浸かってしまったら体は一体どうなっちゃうんですかって感じです(笑)
また、もとは化石海水であるということも非常に珍しいです。
普通の温泉であれば、温泉とお湯の区別ははっきりつかないことも多いですが、松之山温泉の場合はすぐ、ただのお湯ではないぞ!?という雰囲気を察するので、猜疑心を感じなくてすみます(笑)
あれ?猜疑心なんて元々持たない?そうですか(笑)
湯あたりしやすい?どんな泉質?
薬湯というだけあって効果がとても高いように感じました。
私は、温泉に入って湯あたりを起こしたのはこの松之山温泉が最初で最後の経験となっています。
湯あたりってのぼせるとほぼ同じ感覚かなとは思うのですが、なんだか体がだる重い、そんな現象が私には起こりました。
体はぽかぽかしていて気持ちが良いのですが、あれ、なんか体が重いぞ?という訳のわからなさがあり混乱しました(笑)
結局寝たら治ったのですが、湯あたりした状態で何かしろと言われても厳しいくらい体が不自由に感じたのです。
結局、三大薬湯はすべて入浴しましたが、草津温泉と有馬温泉では湯あたりは起こりませんでした。
たしかに、松之山温泉の湯上りの感覚は他の温泉に入った時と少し違う感じがして、体の芯からあったまるのと同時に何か体に物質が入ったなーというか不思議な感覚を感じたのを今でも覚えています。
戦時中には松之山温泉から塩が取られていたと記録されるほど、塩分の多い松之山温泉。
これが湯冷めしない要因とされています。
温泉から塩が取れるなんてすごいですよね。
まあ、松之山温泉は元々海水とされているので納得は納得ですが、そんな塩っぽいお湯に入るのはちょっと。。と思うかもしれませんが、泉質は日本の中でも上位に入るので、ぜひ一度入ってみたいものです。
松之山温泉ってどんな場所なの?何も無い?
周りには何もないような辺境の地というイメージしかないです(笑)
アクセスもまあまあ大変ですが、松之山温泉に着いたらやることはありません!温泉に入るのみです!
というか雪が凄すぎて、散歩するのも難しいという。。。
ちなみに松之山温泉がある十日町は人口5万人以上の町としては世界一豪雪地帯だそうで、雪の多さには納得です。
逆にいうと温泉以外に心踊るものが無いので温泉にとっても集中できます!
なんだか少し失礼な表現になってしまったかもしれませんが、松之山温泉はとてもシンプルで人もそれほど多く無いので、ゆっくりしたい人にはとても良い場所かもしれませんね。
私も、このような温泉は初めてだったので、温泉に沢山入って部屋でゆっくりして、という家でくつろいでいるような気持ちになれたのはとても良かったと思っています!
日本にはいろいろな温泉地があるな〜とほのぼの感んじることができるのも松之山温泉の魅力かもしれません(笑)
バスでアクセス!キョロロという名の学習施設
キョロロという施設にバスでアクセスができます。名前が可愛いですよね♪
キョロロで特に面白かったのが自炉端体験!
自炉端体験と称して、美味しい鍋料理が食べたいだけの私でしたが、見事200円?でお椀に入った暖かい郷土料理をゲットできました。。
豪雪地帯で食べるお鍋がこんなにも体と心を満たすとは。。
とにかく美味しくておかわりを頑張って我慢したほどです(笑)
ほかにもキョロロは、生物のことから何やら色々と学ぶことができるので、小さいお子さんがいる家族連れの方もチラホラいらっしゃいました。
夏休みの自由研究に使えそうな展示がチラリ(笑)家族みんなで楽しめる良いスポットですね♪
美人林
樹齢90年ほどのブナ林が広がっていてとても見応えのあるスポットとなっています。
昭和初期に一斉に伐採され、そのあと生えてきた木が広がっているとのことですが、ここまで綺麗に一面すら〜っと生える林を見たら美人林と名付けたくなる気持ちも分かる気がします(笑)
私は冬に訪れたので辺り一面の雪と美人林とのコラボレーションはとってもきれいでフォトジェニックでした♪
少し歩くと池があるので、そこに映る美人林の写真を何枚撮ったことか。。。
白い雪とすらっと天に伸びるブナ。それを移す池のバランスがとても良いのです。。
とにかく写真が撮りたくなる絶景が広がっていますよ!
他にも冬ではなく新緑の時期に行けばまた違った美人林の良さが体験できそうです。
四季折々でいろいろな表情を見せる美人林は必見の観光スポットですね!
松之山温泉へのアクセスは?
東京から越後湯沢まで上越新幹線で約80分、そこからまつだい駅まで約50分。
まつだい駅からバスを利用し約25分。
乗り換えはありますが、総合してそこまで遠い場所ではないという感覚ですかね。
まつだい駅はお土産も売っている大きめの商店もあって座れる場所もあるので、バスへの乗り継ぎ時はここを利用できます!
特に冬のまつだい駅はものすごい寒さなので、外で待つ事はくれぐれもしないようにしましょう。
豪雪地帯での雪を舐めないようにしましょう。。(笑)